お知らせ · 6月 17日, 2024年
令和6年7月23日  主催者 東京都港湾局の都合で乗船場所、乗船時間が下記に変更となりました。詳細は下記のチラシ及び青海船着場までのアクセスをご覧下さい。

講座レジメ · 6月 11日, 2024年
今回の講座では江戸時代から始まった歌舞伎の歴史即ち出雲の阿国(かぶき踊り)→ 女歌舞伎→若衆歌舞伎→野郎歌舞伎の変遷。歌舞伎の特徴として扮装において善人は善人らしく、悪人は悪人らしくする衣装や隈取りであり、時代設定においては「世話物」=江戸時代が舞台で庶民の写実的な生活や物語。「時代物」=江戸時代より古い時代で武家や公家の誇張した表現が多い。特筆すべきは流行や他の芸能など面白いものを何でも取り入れる事であり、スーパー歌舞伎(ワンピースなど)、超歌舞伎、実際に起きた事件や史実を脚色した作品などであり、能、狂言は昔と演目が変わっていないが歌舞伎は大きく変わってきている。よって歌舞伎のジャンルは多様化しており、歌舞伎を鑑賞する場合は事前にジャンル、各家、また楽しみ方を認識して出かけることが重要との説明であった。講座後半は実際に立花講師の指導によるセリフ読みを行う。世話物の「弁天娘女男白波」、時代物の「菅原伝授手習鑑」の有名部分のセリフを発声する。最後に豪快さを表わす「筋隈」の隈取りの化粧実演をきのえね会のボランティアに行った。

講座レポート · 6月 11日, 2024年
講座日  令和6年6月10日 13:30~15:30 講師   立花志十郎 (NPO法人伝統文化みらい塾代表)

講座レジメ · 6月 05日, 2024年
ハリウッドの映画音楽で特にワーグナーおよびワーグナーサウンドを継承した作曲家達を主に名曲を再生し、解説を受ける。マックス・スタイナーは、かつて「仮にワーグナーが今世紀に生きていたら、映画音楽でナンバーワンの作曲家になっていたでしょう」と語った。彼の作曲した映画「風と共に去りぬ」の「タラのテーマ」はワーグナーの使ったライトモティーフ(オペラや交響詩などの楽曲中において特定の人物や状況などと結びつけられ、繰り返し使われる短い主題や動機)を継承し名曲となった。ワーグナー自身の楽劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」はコッポラ監督の地獄の黙示録でも使われ有名となる。ワーグナーは音楽と舞台上の動きをシンクロさせる台本とト書きも書いていて、これが映画音楽にぴったりであった。この他の作曲家は下記のレジメに記載があるが、これらは世界のトップオーケストラの定期演奏会で演奏されるようになり映画音楽は一流のクラシックとなった。

講座レポート · 6月 04日, 2024年
講座日  令和6年6月3日 13:30~15:30 講師   松村哲哉 (翻訳家)

横須賀軍港巡りとバラのヴェルニー公園の現地学習
現地学習 · 5月 28日, 2024年
令和6年5月27日 今にも降り出しそうな雲行きの中でしたが、きのえね会29名はヴェルニー公園と横須賀軍港巡りを楽しみました。Yokosuka軍港巡りの船は定員250名。案内人が船の進行と共に現れる船や地域の徹底解説。アメリカ海軍施設と海上自衛隊の司令部が置かれた港であり、アメリカ海軍横須賀基地は多くの米艦船が母港としており、学校、病院、郵便局、映画館、競技場などがあり2万人を越える人々が生活する街との事。次々と現れる潜水艦、イージス艦、護衛艦、海洋観測館、機雷掃海艇、潜水艦救助艇など、今から約160年前に米国ペリー艦隊が浦賀に来航して以来、海軍港として発展してきた歴史を感じました。

東京芸術劇場 コンサートホール内ツアーの現地学習
現地学習 · 5月 25日, 2024年
令和6年5月24日 きのえね会25名は東京メトロ池袋駅と直結する東京芸術劇場を訪ねました。ツアーガイド、スタッフ数名の案内で1999席を有するコンサートホール客席に入り、公演に向けてオーケストラのセッティングがされたステージを見ながら、ホールの機構や音の響きなどについて、劇場スタッフだけが知っている裏話も交えて説明を受けました。また館内に展示されている数々の美術品やホールの紹介のほか、パブリックスペースの楽しみ方など、とても良く説明頂き、客席で公演を観るだけでは味わえない劇場の魅力や世界最大級のパイプオルガンの秘密などを聞き、本ツアーを堪能しました。

講座レポート · 5月 21日, 2024年
講座日  令和6年5月20日 13:30~15:30 講師   原田信男  (国士舘大学名誉教授)

講座レジメ · 5月 21日, 2024年
米の原産地は中国揚子江下流域で東南アジア(モンスーン地帯)に広がったのであり、温暖湿潤の地で稲作に適するとともに、これには大量の水が必要で、そこには魚が棲むことから、米と魚の文化が生まれた。片や麦の原産地は東トルコであり、乾燥寒冷地に適し、西アジア・西北ユーラシアに広がった。小麦が主な食料となっている。これに牧畜が伴い、乳を出す牛や羊などが飼われることから、肉と乳が組み合わされた食生活が営まれた。 日本においては7世紀の古代統一国家から米への異様な執着が進み、国家が米の生産の為に肉食を否定した。明治になりようやく肉食再開宣言が打ち出されたのである。 また発酵は特殊な微生物の作用による現象で江戸時代の酢の発明がご飯に酢を合わせ、具を入れた握り鮓となりすぐ食することができるようになった。

講座レポート · 5月 14日, 2024年
講座日  令和6年5月13日 13:30~15:30 講師   高橋正樹  (日本大学文理学部 自然科学研究所上席研究員)

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