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宗教で読み解く世界


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橋爪大三郎講師は著名な社会学者で理論社会学、宗教社会学、現代社会論が専門。著書は多数。今回の講座は宗教別四大文明の解説と日本との比較の講義であった。世界の四大文明とはユーラシア大陸で発達してきた①キリスト教文明 25億人、②イスラム文明15億人、③ヒンドゥー文明 10億人、④中国儒教文明 14億人で地球人口の約85%を占める。日本においてはこの四大文明に属さず、独自の神仏習合、神仏分離、死者の国の存在、また極楽や地獄があると考えられるようになったのである。日本社会のルールだけが、世界の文明のルールと異なっていて、海外展開をはかる場合に、熟慮すべき点との由。