講座日 令和6年11月11日 13:30~15:30
講師 山口敏夫 ((株)モヒーニ代表取締役)
新宿四谷にある紅茶専門店、店名モヒーニの代表取締役の山口敏夫氏を講師に招いて紅茶を含めたお茶の歴史、製造方法、種類、賞味期限と保存方法、美味しいお茶の淹れ方等の講義を受ける。まず店名のモヒーニとはヒンドゥー語で魅惑的という意味との事。お茶の原種は中国の雲南省からチベット、ミャンマーにかけての山岳地帯に自生していた。中国では有史以前からその葉を摘んで不老長寿の霊薬として珍重していた由。お茶には白茶、黄茶、青茶(ウーロン茶)、黒茶(プーアール茶)花茶、緑茶、紅茶等沢山種類があるがすべて茶の葉から作られる。製造方法の違いにより夫々のお茶が出来るのだ。大航海の時代・中国から喜望峰回りでヨーロッパに移送中に緑茶が酸化発酵し、紅茶になったと言うのは俗説。紅茶は最初から紅茶として製造しないと紅茶にならない。現代の英国は紅茶好きで知られるが茶葉をポットに入れて飲む割合は4%で残る96%はティーバッグで作る紅茶でミルクを入れるのが殆ど。
紅茶の美味しい淹れ方に受講者の関心が集中。熱心に聞く。水の使いこなしが紅茶の美味しさを決める決め手。①ティーポットとカップを温める。②汲みたての新鮮な空気を含んだ水道水がベスト。浄水器を通しても可。沸騰させる事。③茶葉は180mlに対し2.5~3g。ティーバッグの場合は1回のみの使用限定。④フタをして蒸らす。これが重要。細かい茶葉は2.5~3分、大きい茶葉は3~4分、ティーバッグは1~2分。その他アイスティーの美味しい淹れ方、緑茶の美味しい淹れ方を聞く。講座終了後も多くの受講者が講師に質問を行っていた。
この講座に参加した方からの投稿を募集します。名前はハンドルネーム(ニックネーム)で書いて下さい。
コメントをお書きください