講座日 令和5年10月2日 13:30~15:30
講師 藤原博道 (生涯学習教育研究会理事長)
藤原博道講師はシェークスピア劇上演の研究家として深い造詣を有し、かつ自身で上演も行っているという。(二刀流)シェークスピア以外の専門は温泉、落語、鎌倉、GS(グループサウンズ)、不老長寿法、認知症の予防と対策等多岐にわたっている。今回は悲劇の代表作を中心に解説を受ける。シェークスピア劇が没後400年を過ぎてもなお人気なのは、「人間性に対する鋭い洞察」、「幾多の人間の心情を理解している点」、「奥深い人生観」、「機知に富み、心を揺さぶられる名言の数々」、「思慮分別ある行動の尊さを学ばせてくれる特色」等であり、現代でもシェークスピア劇は著名な演出家による上演が多くなされており人気を博している。「ハムレット」、「リヤ王」、「ロミオとジュリエット」、「マクベス」の解説を受ける。日本語訳およびオリジナルのシェークスピア時代の初期近代英語の両方で名場面を演劇風に発音して頂いた。惜しむらくは講師の多岐にわたる専門のためか、講義があちこちと寄り道し、時間がとれなかったのが残念であった。
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