講座日 令和5年4月10日 13:30~15:30
講師 松村哲哉講師 (翻訳家)
2022年6月6日の講座に続き3回目の講義。「名曲でたどるヨーロッパ社会の変遷と西洋音楽史」のタイトルでモノフォニー、ポリフォニー、ホモフォニーと変遷した作曲形式の説明。また夫々の名曲を再生しその時代の背景や、作曲家の生涯などの解説を受けた。曲名は知らないけれども映画に使われたり、オペラ、バレーの曲だったりして、聞いたことが有るメロディーばかりでその曲を一楽章単位で長く聴き、改めてクラシックの良さを体感した。
モノフォニー:単一の旋律線が支配的であり、他の声部がそれをサポートする。
ポリフォニー:複数の旋律線が同時に進行し、互いに独立した旋律が絡み合う音楽のスタイル。ルネサンス期の宗教音楽やバロック期によく見られる。
ホモフォニー: 複数の声部が同じ旋律を共有し、同じリズムで進行する音楽のスタイル。バロック期以降の西洋音楽において最も一般的なスタイルとなり、現代の西洋音楽の多くもホモフォニーの形式を取っている。
以下は再生した曲の作曲者名、終盤は現代音楽
モンテヴェルディ、シャルパンティエ・マルク=アントワーヌ 、ヴィヴァルディ、バッハ, ヘンデル, モーツァルト, ベートーヴェン, ロッシーニ, シューベルト, メンデルスゾーン, ワーグナー, ヴェルディ, ブラームス, ビゼー, チャイコフスキー, ドビュッシー, ウェーベルン, プロコフィエフ, リゲティ, マックス・スタイナー 全20曲
大気圏 (火曜日, 11 4月 2023 18:37)
この講座で改めてクラシックの良さを実感しました。コッポラ監督の「地獄の黙示録」のテーマ音楽はワーグナーのワルキューレの騎行からなんですね。ただしワーグナーのクズ男、悪人ぶりには憤慨です。